◆ガンをとりまく状況

肺ガンの致死率

◆発見の遅れ
◆肺ガンの発見
◆診断は
 
◆料金は

 

◆ガンをとりまく状況

 

 近年日本におけるガンによる死亡者数は増加を続けておりますが、その中でも肺ガンによる死亡者数が際立って増え続けております。

 国立がん研究センターの統計によると、 2009年ではガンよる死亡数の多い部位は男女共に肺が第1位となっております。

 以前は胃が第1位でしたが、胃は増減が殆ど無く、男性は1994年・女性は2007年以降、肺が胃を抜いて更に増えております。


 罹患数(発生数;全国推計値)という観点からガンの部位別の順位を見てますと、肺は男女共に1位ではありません。

 肺ガンの5年生存率は2割から3割で、胃ガン・大腸ガンの5年生存率が7割から8割であることを考えると、肺ガンは治りにくく、致死率が高い病気であることがわかります。

 

◆肺ガンの致死率

   では、なぜ肺ガンは致死率が高いのでしょうか?

 ガンの治療は手術による病巣摘出が重要で、抗ガン剤・放射線療法などでは完治が困難であります。肺ガンは診断されたときには既に手術ができる時期をすぎており、手術ができない場合が多いのです。理由は肺内部やリンパ節、さらに骨や肝臓や脳に転移していたりするからです。
 また、肺気腫や慢性気管支炎で肺が病んでいて、手術で切除すると十分な呼吸が難しくなるということも一因です。


◆発見の遅れ

   なぜ、肺ガンは発見が遅れるのでしょうか?

  通常の肺ガン健診では、胸部X線写真による診断を行なっているためです。他の臓器や骨などに隠れて小さな病巣の発見は困難なのです。胸部X線で診断できるのは直径3cm以上の治癒困難な肺ガン組織なのです。


◆肺ガンの発見

   早期に肺ガンを発見する方法は無いのでしょうか?

 あります。それが当クリニックでご提案している胸部ヘリカルCT検査による断層撮影です。
 CTであれば、病巣が臓器の影に隠れるなどのことも起こりませんし、小さなガン組織も撮影可能であります。数mmの治癒可能な大きさの病巣を捉えることができます。
 更に当クリニックではヘリカルCTを導入しております。ヘリカルCTは断層撮影を高速で行うことができます。またX線による被爆量も旧来のものと比べて格段に軽減されております。安心してください。撮影は大体4〜5回で検査は終了です。
 また胸部だけでなく甲状腺から腹部にかけて撮影いたしますので、肺以外の疾病の診断、または将来的な疾病の可能性などもわかる場合もございます。


◆診断は

   どんなふうに診断されるのでしょうか?

 これが当クリニックで撮影された胸部ヘリカルCT検査の画像です。



 肺に診断されたガン組織です。
 X線検査では全く診断不可能なものでしたが、ヘリカルCT検査によって確認されました。このサイズであれば十分に治療可能な大きさです。


◆料金は

   料金は¥8,000−となります。



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